アパートを値切る方法はあるのでしょうか?
アパートの家賃が高いと思った時に値切るコツは、いきなり家賃交渉を行わないことだと知っておけば成功しやすいものです。
不動産屋ではなく大家と交渉出来る機会を設けることが出来るかがポイントとなるので、不動産屋が閑散期に入る時期を狙うと成功しやすくなります。
目次
アパートを値切るなら最初は礼金からにしよう
アパート探しで値切るなら、最初から家賃交渉には入らずに部屋を気に入った様子を見せて、礼金から最初に交渉してみると良いです。
礼金を設定出来るアパートは、オーナーが借金をせずに建築している建物に限定されるので、オーナーに比較的余裕があります。
空室が続いても家賃収入は入らないので、礼金を下げる程度で入ってもらえるなら安いものです。
不動産屋自体が礼金を値引くことに前向きな場合には、礼金の半額程度が不動産屋にキックバックされている可能性があります。
広告費という名目で後からオーナーが不動産屋に対して礼金の半額程度を上乗せすることは珍しくありません。
このために礼金の半額は値切ることが出来る可能性が高いわけです。
アパートで値切る方法の2番めはフリーレント付与交渉
アパートの入居交渉で値切る方法は、直接値引きさせることだけとは限りません。
初期費用には日割り家賃プラス前家賃というケースが一般的ですから、フリーレント設定を半月または1ヶ月程度設定してもらうことが出来れば、初期費用を事実上減額することが可能です。
オーナーにとってはフリーレント1ヶ月程度追加するだけで成約するならば、不動産屋に支払う広告費を考えれば安いと了承してもらいやすくなります。
なぜなら、オーナーにとっては自分の財布から出ていくお金では無いからです。
不動産屋にとっては、家賃を値切られると仲介手数料も減りますが、フリーレントなら懐が痛みません。
アパートで値切る方法として3番めに初めて家賃交渉
アパート探しで礼金を値切ることとフリーレント設定に難色を示されたら、初めて家賃を値切る交渉に踏み切ると良いです。
なぜなら、家賃を値切るためにはオーナーに連絡をしなければならないので、不動産屋の一存では出来ないからです。
今まで礼金やフリーレント設定も拒否されたことが、家賃を値切る交渉を引き出したことになるので家賃減額交渉に乗り出した所で礼金減額とフリーレント設定に前向きになることはよくあります。
可能な限りその場でオーナーへ電話を繋いでもらい、途中から電話を変わってもらうと良いでしょう。不動産屋が慌て始めたら、強気の交渉に移れます。
アパートで値切るとき難色を示されたら代わりにアパートの設備交換を打診
アパートの部屋選びで礼金減額・フリーレント設定・家賃減額を全て拒否されたならば、部屋を諦めるか値切る代わりに設備交換を打診してみると良いです。
10年前のエアコンが付いていたらエアコン交換を打診すれば良いわけであって、いずれ設備交換は必要となるものですから設備交換についてはスムーズに値切ることが出来ます。
しかし、それでも応じてもらえない場合には、不動産屋が意図的にオーナーに話をしていないか、オーナーが強気で相手にしてもらえていない可能性があるわけです。
この時点で該当する部屋を諦めて、別の不動産屋で部屋探しをやり直すことを宣言して態度の変化を見る方法があります。
アパートで値切るとき不動産屋ならアパートの仲介手数料を半額にしてもらおう
アパートの入居条件を値切る交渉をしても、全て拒否されてしまった場合には、最後に仲介手数料を家賃の半月分にしてもらえるか一応聞いてみると良いです。
なぜなら、宅地建物取引業法で定められているのは、本来賃借人と賃貸人双方から家賃半月分ずつを上限として仲介手数料を受け取れるからです。
知らない間に特約により賃借人が賃貸人の分まで仲介手数料を支払う約束になっていることがあります。
それでも交渉テーブルに応じて貰えなければ、最終手段として賃貸エージェントに全ての交渉を任せてしまう方法を使ってみると良いです。
なぜなら、賃貸エージェントは不動産屋でありながら客付け専門としているために、不動産屋同士のシビアな交渉になるのでオーナーへ話を通さずに勝手に不動産屋が拒否しているとバレるからです。
アパートで値切る交渉は順番を考えればどれかは成功しやすい
アパート探しで値切る際には、交渉する順番次第で成功しやすいと知っておくと良いです。
最初に礼金を値切ることから始めて、フリーレント設定交渉をしてから家賃減額交渉をすれば、比較的成功しやすくなります。
細かい交渉が苦手ならば、最初から賃貸エージェントに全ての交渉を任せてしまい、希望条件だけ伝えておくという方法があります。