アパートを借りるが住まない事って可能なのでしょうか?
アパートは住むために借りるものですが、諸事情によって住めなくなることはありますよね。
例えば、長期間出張で留守にしたり、住み始めるよりも数か月前に部屋だけを借りておきたいといった事情があると思います。
そういった場合、アパートを借りて実際に住まないでおくことは可能なのかについて説明します。
目次
アパート 借りるが住まない|住まない事は可能!
まずはアパートを借りるが住まなくても良いかについて説明します。
結論から言えば、一定期間であれば問題ありません。
ただし、いくつかの注意点があります。
注意点についてはこの後で説明するのでしっかり押さえておきましょう。
なお、アパートを借りて住まないのが許されるのは一定期間のみです。
何らかの事情でずっと住む予定がないがアパートを借りたいといったことは基本的にはできないので注意しましょう。
今住んでいるアパートを長期間留守にしたり、新たに契約したアパートに住み始める時期を後延ばしにしたりは可能だと覚えておきましょう。
アパート 借りるが住まない|注意点1:契約違反だとされることがある
アパートを借りるが住まないときの注意点としての1つ目は、契約違反にならないように契約書を確認する必要があることです。
後でも紹介しますが、1番良いのは不動産会社に相談することです。
しかし、事前に契約書を見て長期間留守にしたら契約違反になる旨の決まりがないかどうかは確認しておきましょう。
ちなみに一般的な賃貸契約の場合は、長期間部屋を開けてはならない、といった決まりはありません。
ただし、長期間部屋を開けるときの決まり事は記載されていることは多いです。
不動産会社によって規約は異なってくるので、後で揉めないように確認しておくのがおすすめです。
アパート 借りるが住まない|注意点2:不動産会社に連絡する
注意点1でも触れましたが、長期間部屋を留守にする際には、まず、不動産会社に連絡しましょう。
新しく部屋を借りるときも契約開始日と実際に住み始める日が離れている場合は、不動産会社にその旨を相談しておくのが無難です。
また、最近では、長期間部屋を留守にするときはあらかじめ不動産会社に連絡しなければならない、といった決まりを設けているところも多いです。
面倒だからなどといった理由で連絡をおろそかにしていると、後々トラブルになる可能性もあるので注意しましょう。
さらに、部屋を留守にしている間に何かあった時のために、常に連絡は取れる状態にしておくのがベストです。
アパート 借りるが住まない|注意点3:防犯対策をしっかりしておく
アパートを借りるが住まない時の注意点の3つ目は、防犯対策です。
長期間部屋を留守にしていて、そのことが外から分かってしまうと、空き巣に狙われることがあります。
部屋にいないことは事実なので見た目の対策は難しいかもしれませんが、万が一に備えて貴重品は部屋に残さないようにしましょう。
また、空き巣は時間が経ってしまうと犯人が見つけにくくなります。
可能であれば定期的に知り合いなどに部屋の様子を見てもらうように手配しておくと安心です。
アパートを借りるが住まないときは、その間に犯罪に遭うリスクがある点を事前に認識しておきましょう。
アパート 借りるが住まない|注意点4:部屋が傷むことを認識しておく
アパートを借りるが住まない時の注意点の4つ目は、空き家の状態ではさまざまなところが劣化することです。
1番顕著なのは排水溝などの水回りです。
部屋を借りるときは不動産会社がしっかり準備してから渡してくれるので気になりませんが、長期間部屋を留守にすると排水溝の匂いが部屋中に充満することもあります。
誰も住んでいない家のほうがいつまでもピカピカなイメージはありますが、実は空き家のほうが劣化が早いことを覚えておきましょう。
1番良いのは留守中も定期的に部屋の様子を見に来ることです。
軽く水回りの掃除をするだけでも変わってくると思います。
アパート 借りるが住まない|いくつかの注意点がある!
今回は、アパートを借りるが住まないことはできるのかといったテーマについて説明しました。
一定の期間であれば、アパートに住まずに借りたままにしておくことは可能です。
ただ、基本的にはアパートをは住むために借りるものです。
長期間住まないときは、不動産会社への連絡や、留守の間の対策をしっかり行うようにしましょう。