一人暮らしのアパートの決め方を5つのポイントで解説していきます。
一人暮らしを始めたいと思っても、アパート探しや契約の手続きなど面倒な作業もあり不安を感じることもあります。
アパートを決める前にこれだけは押さえておきたいポイントを覚えておけば、入居後に後悔したりトラブルに巻き込まれたりするのを避けることができます。
目次
一人暮らし アパートの決め方|ポイント1 入念な準備
一人暮らしのアパートの決め方で大事なのは入念な準備です。
そのために一人暮らしを始める日から換算して2ヶ月前にはアパート選びを始めましょう。
その際にしなければならないことは希望条件をリストにすることと住みたい街の環境を調べることです。
アパートを選ぶ際に、どのくらいの大きさのアパートに住みたいかやどんな間取りの部屋に住みたいかなど、自分の中である程度の条件を決めてそれをリストアップしていきます。
その時にアパートの何階に住みたいか、トイレとバスは別にするか、収納スペースは必要か、などなるべく具体的に希望する条件を挙げていきます。
ある程度の条件が整ったなら、次に住みたい街の候補選びをします。
最寄の駅から何分かかるのか、治安はいいか、アパートの近くにカフェやコンビニなどがあるかなどを調べます。
可能であれば実際に現地に行って確認しましましょう。
学生の多い街などは昼間と夜で雰囲気がガラリと変わることもありますし、たとえ駅から近くても街灯が無い場合もありますので注意が必要です。
一人暮らし アパートの決め方|ポイント2 家賃相場を調べる
希望条件と希望する街が絞られたら、次に住みたい街の家賃相場を調べます。
一人暮らしのアパートの決め方で予算を決めるのはとても大切です。
家賃は毎月の予算の4分の1に収まる金額が理想です。
家賃の占める割合がそれ以上になると家計が苦しくなります。
またアパートは高層階は人気が高く家賃も低層階よりも2千円から5千円ほど変わることもあります。
さらには家賃が他のアパートよりも安い場合は特別な理由がないかチェックする必要があります。
たとえばプロパンガスを導入しているアパートの場合は都市ガスよりも1.5倍から2倍ほど高くなり、使用が比較的多い冬場などは金額にかなりの開きが生じます。
一人暮らし アパートの決め方|ポイント3 不動産屋へ行く
住みたいアパートの候補が幾つか決まったなら、次に実際に不動産屋へ行ってアパート探しをします。
一人暮らしのアパート選びはかなりの不安があります。
やはりアパートのプロにアパートの決め方を相談するのは大事です。
相談するときは希望するアパートのメリットだけでなくデメリットも聞いて自分が住みたい環境に適しているか慎重に検討しましょう。
可能ならば不動産屋と現地に行ってアパートを確かめます。
日当たりや騒音がないかを確認するのはもちろん、物件情報に6畳と記載されていても天井の高さや窓の位置によって広く感じたり、逆に狭く感じたりもします。
自分にあったアパートが見つからない場合でも不動産屋に行けば、インターネットにはまだ掲載されていない新着物件情報やこれから空室になる予定の物件情報も紹介してくれます。
なるべく足を運ぶようにしましょう。
一人暮らし アパートの決め方|ポイント4 入居審査をする
一人暮らしのアパートが決まってもすぐに住めるわけではありません。
入居のためには最初に入居審査という段階があります。
入居審査の際に必要な書類は収入証明です。
学生など収入が無い人の場合は連帯保証人の収入証明が必要だったり、親が契約者となり入居審査をする場合もありますので、あらかじめアパート選びを行うときに家族や親族に相談しておくのは大切です。
また収入があっても自営業やフリーランスの人の場合は審査に時間を要することもあります。
入居審査は一般的には2日から3日ほどかかります。
入居審査が終了すると次にアパートの契約になりますが、契約の際には敷金や礼金や仲介手数料などの資金が発生します。
資金を用意しておくのは一人暮らしのアパートの決め方において大切な分野ですので、この時点でまとまったお金を用意しておきましょう。
そうすればその後の手続きがスムーズに進みます。
一人暮らし アパートの決め方|ポイント5 契約書の確認をする
入居審査が終了したら、次にアパートの契約になります。
アパートを契約するときには住民票、収入を証明する書類、保証人に関する書類、家賃の引き落としのための銀行口座が必要になります。
契約の際には重要事項説明があります。
ここでは契約に関する貸主と借主の双方の確認なされます。
確認事項には契約期間や入居時や退去時のクロスや壁紙の費用の負担について、契約期間中のエアコンのメンテナンスについてや退去時のクリーニング代についてなど細かい確認もなされます。
契約書をよく読んで不明な点や納得できない点があったならその場で質問したり交渉したりするようにしましょう。
契約書の確認は一人暮らしのアパートの決め方で最も大事な点ですので、よく覚えておくようにしましょう。
一人暮らし アパートの決め方|一人暮らしをするために
アパートの契約を交わすと晴れて入居となるわけですが、入居の際にはガスや電気や水道などの公共料金の支払いの手続きや住民票や国民健康保険の手続きも必要になります。
契約後なるべく早めに入居予定の市町村の役所に連絡し、手続きを済ませるようにしましょう。
一人暮らしのアパート生活は楽しみでもありますが不安な部分もあります。
しかしアパートの決め方を間違えなければ問題はありません。