東向きマンションで後悔した理由について紹介をします。
新築マンション購入時に東向きマンションは価格が南向きよりも数百万円安いにも関わらず、売れ行きが鈍いことは買い直しが何度も出来ない後悔してはならない買い物だからです。
しかし、実際に住んでみなければ分からないことも多く、マイナス面さえ最初から知っていればさほど気にならない人もいます。
目次
東向きマンションを購入して後悔する理由とは
東向きマンションを購入して後悔する理由は、主に日差しが午前中しか当たらないことに対するものが多いです。
冬至と夏至では日の出位置が変わるので、周囲の建物次第では時期により日の出直後に日差しが入らないことも珍しくありません。
また、日中は直射日光が入らないので間接的な明るさとなり、日の光で布団干しを楽しみたい世帯にとっては東向きマンション購入を後悔する原因となりかねません。
内見時やモデルルーム見学時の想定時間が朝8時の状態しか見ていなければ、もっと早朝の日の出時間についてシミュレーション不足が起きてしまいがちです。
最初から想定している範囲内で済んでいれば、後悔せずにいられる内容です。
東向きだからのではなくマンション周辺を調べなかったから後悔した
購入したマンションが東向きだから後悔したのではなく、実際にはマンションの東側に建つ別のビルや建物について調べなかったことに要因があります。
なぜなら、南向きとは異なり日の出から南中前迄の時間帯のみが直射日光が入る時間帯となっていて、日の出直後は太陽が低い位置を推移するので周辺の建物に太陽光が遮られてしまいがちだからです。
最初からマンションの東側に何がどのくらいの高さで存在しているのか確認しておけば、季節ごとに変わる日照時間のシミュレーションが出来ます。
何となく予想でイメージした日の光を想定していることが後悔している原因です。
東向きマンションだと家具焼けしやすいと後悔
太陽光は日の出と日没時に地平線の位置まで下がり、南中時は最も高度が高くなります。
南向きの部屋では床焼けや家具の日焼けを気にする必要が無い理由として、太陽光の照射角が高いことが挙げられます。
東向きマンションは午前中の低い位置から太陽光が入るので、部屋の奥底まで直射日光が届きやすくなります。
最初から家具が日焼けしやすいことを知った上で家具選びを行っておけば、さほど心配する必要が無くなるわけです。
日当たりばかりに気を取られていると、紫外線による家具の日焼けまで頭が回らない状態となり、結果的に後悔してしまいます。
東向きマンションで後悔しないのはタワーマンションだけ
東向きマンションを購入しても後悔しないと言われているのは、実はタワーマンションだけです。
なぜなら、大きな窓が特徴のタワーマンションでは窓を開けられないケースが多く、広い窓のために直射日光が南向きでは強すぎて冷房が効かないという問題があるからです。
東向きならば夏場でも朝の涼しい間に直射日光を受けられるので、正午付近から午後にかけての強い日差しを受けること無く、エアコンの効き目が十分にあります。
タワーマンションでは朝日を浴びることが出来ることをメリットと考えて、南向きよりも生活しやすいと考えている人も多いです。
東向きマンションは明るいけど午後の日光は入らない点を後悔しがち
東向きマンションは明るいけれども、午後の日光が入らないと後悔している人が少なくありません。
実際には洗濯物の乾き具合と直射日光の関連性は必ずしも一致せず、湿度や風の具合の方が遥かに乾き具合に影響が大きくなっています。
東向きマンションを選択すれば、朝日をたっぷり取り込むことが出来るので、目覚めがスッキリするメリットがあります。
体内時計を調節するための光波長は日の出から1時間以内が最も効果的という話もあるので、生活リズムを作りやすい東向きマンションは規則正しい生活を希望するなら望ましい環境だと考えて良いです。
生活スタイル次第で東向きマンションで後悔するかが決まる
日中の時間帯にどのくらい在宅しているかという事情により、東向きマンション購入後に後悔するかが決まる傾向にあります。
最初から日中の在宅率が低ければ、さほど後悔する理由にはならずに、日中の急激な気温上昇を避けられるというメリットが優勢になるわけです。
生活スタイル次第で東向きマンションに対してどのくらい後悔するかが決まるので、価格面でのメリットが大きいと考えられればお買い得です。