不動産業界に限らず怖い話というのはどこの業界にあるものです。
しかし、不動産の場合は動く金額が大きいことや引越し自体が難しいことが多く、怖さに拍車がかかる傾向があります。
心霊現象だけでなく、ぞっとするようなリアルな話があるのもポイントになっています。
目次
不動産業界の怖い話1|お札がびっしりの家
不動産業界では心霊現象を怖がる人は珍しくなく、物件の価格が安くなる理由になることもあります。
注意したいのは相場の情報を知らずに、気付かずに購入する人もいるということです。
安くてよい買い物だと思って物件を即決して購入し、後からぞっとしたという人も珍しく無いのです。
ポイントは霊感がゼロでも怖い話があるということです。
たとえば、購入した家は見た目がなんともなくても、押入れを空けるとお札がびっしり貼られていたらどう思うでしょうか。
1枚だけでも怖いのに、押入れ全体を隙間なく覆うようにお札が張られていたという話を聞くことは珍しく無いのです。
実際見たことがないという人でも、一度でも聞いたことがあるという人が多いのが怖いところになっています。
不動産業界の怖い話2|新築物件なのに心霊現象が
不動産業界の怖い話は新築物件が舞台になることもあります。
たとえば、土地を購入して新築で家を建てたのに心霊現象が相次ぎ、引越しを余儀なくされるような話があるのです。
よくよく調べて見ると昔お寺が建っていたところで墓場の上に建てられていたといった話が多くなります。
注意したいのはいわくがお寺などのものだけでなく、地震や災害が元になっているものもあることです。
たとえば家を建てたところは昔マンションが建っていたのですが、欠陥工事だったため地震が起きた際に倒壊してしまい、多くの人が亡くなったという例などが挙げられます。
確認ができない情報もあるのが怖いところです。
不動産業界の怖い話3|隣に住民がいないのに物音がするアパート
怖い話が苦手という場合は、事故物件などを避けるのが基本になります。
しかし、不動産業界を見渡すとどうしても防げないような話もでてきます。
比較的新しいアパートで事故などの履歴もなく安心して住み始めたら、夜中に物音がするようになったというケースです。
最初は隣の住民が騒いでいるのかと思っていても、ある時ふと気がつくのです。
隣の部屋は空き部屋だったのではないかと。
実際に調べてみると隣の部屋で殺人事件があり、借り手がつかないので空き部屋状態になっていたといったものです。
事故物件を避けても隣の部屋がそうだったらと思うとぞっとしますよね。
不動産業界の怖い話4|借り手が見つからないので老人に部屋を貸したら
不動産業界の怖い話は、部屋を借りる側だけではなく、貸す側が発信源になる場合もあります。
部屋を借りる人がなかなか見つからず、基準を見直していった結果年金生活の独身老人が借り手として見つかったというケースです。
借り手がつくのは大きなプラスですが、どの老人がすぐに亡くなってしまったらどうなるでしょうか。
しかも、亡くなってもすぐに見つからなかったらどうなるかと考えると、考えるだけで怖くなる人もいるはずです。
もちろん年齢に関わらず病気などで事故物件になる可能性はありますが、貸し手としてはリスクを織り込んだ上で人を募集する必要があるのです。
不動産業界の怖い話5|工事業者と連絡が取れなくなってみると…
不動産業界でも、身近な怖い話もあります。
ある人が家を建てるために工事業者に連絡して工事を依頼しました。
順調に家が建っていく事を確認して安心して待っていると、全く連絡がない月が続きました。
予定では完成間近なのに連絡がこないことを不審に思った依頼主が工事業者に連絡をしてみると、全く電話が繋がらないことに気付きます。
おかしいと思って現場を見に行くと家はブルーシートがかけられた状態で完全に建設途中です。
慌てて工事業者の店舗に確認に行くと、店舗は閉鎖されていて実は倒産していたことがわかります。
お金は支払い済みなのに工事業者が倒産してしまい、建設途中の家が残ることで処分も大変な状況に陥るといった話も存在するのです。
不動産業界の怖い話はどこから誕生するかわからない
不動産業界の怖い話はどこから発生するかわかりません。
リアリティのある話の数も多く、嘘だと否定するのも難しいケースも珍しく無いのです。
不安にあることがある場合は事前に確認をすること、業者などにしっかり確認することが大切になってきます。
また、経営上のリスクや人に任せきりにすることで発生する不動産オーナーならではの怖い話があることにも注意が必要です。