マンションの駐車場外部貸しのデメリット5つ

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット サムネイル

マンションの駐車場外部貸しのデメリットを5つ紹介をします。

マンションの駐車場は一般的に利用対象を入居者に限っていますが、入居していない外部の希望者にサブリースという形で貸し出しているマンションも見られます。

駐車場の外部貸しは空きが出にくく賃料収入が安定しやすいのがメリットですがトラブルになるリスクも抱えています。

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マンションの駐車場外部貸しのデメリット|セキュリティ上の不安が発生する

マンション駐車場外部利用者貸し出すには駐車場の中まで入居者以外の人が入れるよう許可を出さなくてはいけません。

建物外の駐車場に限られるとはいえ外部の人間が敷地内に進入するのは住人にとってあまり気持ちのいいものではありませんし、セキュリティ上の不安が発生するのは避けられません。

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット セキュリティ上の不安が発生する

マンションというものは販売価格により入居者の生活水準がある程度決まっています。

特に高級マンションに住む住人は高収入の富裕層ですが、富裕層を狙う悪質な人間が善良なふりをして駐車場外部貸し出しに申し込み親友する隙を伺う可能性はゼロではありません。

駐車場に外部の人間が入れる環境が出来上がってしまうと子どもが入り込んでボール遊びをしたり不心得者が車に悪戯をしようと進入する危険性も発生します。

入居者限定の駐車場であれば有無をいわさず住人以外を排除できますが、外部貸出している駐車場では住人でないことを理由に一方的に排除するのは難しくセキュリテイ上不安は避けられません。

マンションの駐車場外部貸しのデメリット|駐車場における事故リスク上昇

駐車場では常に車同士事故が発生するリスクが潜んでいますが、外部に貸し出すと事故リスクは一気に跳ね上がります。

入居者限定であれば事故が起きれば住人トラブルに発展するため各人が慎重に運転しようと考えますが、外部の人間がそこまでの気づかいをすることはありません。

中には事故を起こして逃げてしまえばばれないと考える不心得者がいる可能性も考えられます。

貸し出した区画がコインパーキングのような形で運用されると、運転技術が未熟な利用者がやってきて事故を起こすリスクはさらに高まります。

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット 駐車場における事故リスク上昇

子どもが多いマンションなら住人は駐車するとき子どもの姿がいないか十分注意しまうが、事情を知らない外部利用者は住人ほど子どもに注意をしません。

細かい部分でも事故リスクの上昇が見込まれるのは大きなデメリットです。

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マンションの駐車場外部貸しのデメリット|契約外の車に駐車される危険性

駐車場経営で必ずつきまとう問題が契約外の車による無断駐車です。

契約していない車が他人の区画に車を勝手に止めて運転手はどこかにいってしまう、という無断駐車は駐車場経営者であれば必ず経験しているよくあるトラブルです。

住人限定の駐車場であれば外部の車が進入する可能性は少なく無断駐車のリスクも高くはありませんが、外部の車が自由に出入りできる環境では必ず無断駐車の危険性が発生します。

無断駐車に対しては有効な対策はなく、警察に連絡しても敷地内ではレッカー移動などの対応も望めません。

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット 契約外の車に駐車される危険性

犯人が戻ってくるのを待ち構え厳しく注意したり罰金請求するくらいしか対応できませんが、無断駐車への対応だけで多大な時間労力かかってしまいます。

マンションの駐車場外部貸しのデメリット|駐車場需要が増えても対応できない

マンション駐車場は基本的に入居者が利用することを前提に広さが決められているため、駐車可能台数戸数対してそれほど余裕ありません

多くても戸数より数台分程度で、中には戸数よりも駐車可能台数が少ない駐車場も珍しくありません。

駐車場に必ずしも余裕が無い状況で現在利用者がいないからといって空き区画外部貸し出してしまうと、今後新たに車を購入した入居者新規利用を申し込んできても貸し出す余裕ありません

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット 駐車場需要が増えても対応できない

本来入居者のための駐車場なのに外部に貸し出してしまったために住人が我慢を強いられて別の駐車場を借りる、というのは本末転倒です。

駐車場の空き区画は必ずしも無駄なスペースではなく健全な運用のための余裕であることを考えれば、安易な外部貸しはマンションの価値を損ないます。

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マンションの駐車場外部貸しのデメリット|税負担の問題

マンションの駐車場は入居者が使用するものという前提で設置されています。

税法上も駐車場マンション付帯施設という扱いになるため、通常の駐車場のように税金が発生することはありません

しかし、マンション駐車場を外部に貸し出す場合は賃料収入が収益扱いになり税金が発生します。

分譲マンションで駐車場を外部貸し出し賃料収入が発生すると駐車場の管理義務を負う管理組合が収益事業を行ったとして法人扱いされ法人税納税義務課されます。

管理組合に納税義務が発生すると事務手続きが非常に面倒で、事務手続き納税手続きをこなさなくてはいけません。

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット 税負担の問題

場合よって税理士依頼をしなければならず、わずかな収益のために多大な苦労を背負うハメになってしまいます。

マンションの駐車場外部貸しのデメリット|賃料収入とマンションの安定、どちらを優先する?

空き区画の多い駐車場を抱えるマンションにとって外部への貸し出しで得られる賃料収入はとても魅力的です。

オーナーにとっては新たな収益源として駐車場を活用できるので投資効率はさらに向上します。

しかし、セキュリティや住人への負担を考えると外部貸しは必ずしもメリットばかりではなくデメリットもつきまといます。

マンション 駐車場 外部 貸し デメリット どちらを優先する?

賃料収入とマンション安定どちら優先するか、マンションの現状やローン残額などを考慮して慎重判断してください。

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